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クロス・壁紙工事の費用相場は?張り替えの失敗を避けるポイントを3つ紹介

2024.01.09

部屋の雰囲気をガラッと変えるクロス(壁紙)は、汚れが目立つと印象が悪くなるもの。
「そろそろ張り替えようかな?」と思っても、具体的なタイミングや費用が曖昧だと、なかなか一歩踏み出せないものです。
そこで今回は、張り替えのタイミングや具体的な費用相場、クロス工事の失敗を避ける3つのポイントなどを紹介します。
クロスの張り替えに慣れていない人は、ぜひ参考にしてみてください。

クロス・壁紙工事とは

クロス工事とは、壁や天井などにクロス(壁紙)を張る工事のことです。
新築工事の仕上げや、古くなったクロスの張り替えなどを主におこないます。

クロスの一般的な張り替え時期は10〜15年ですが、傷や汚れが目立つ場合は早めの交換が推奨されています。
なかでも水回りは、水に濡れたクロスが原因で下地ボードが腐食してしまう恐れがあるため、定期的な点検が必要です。

また、クロスの張り替えは以下の日数を目安におこないます。

張り替え日数
ワンルーム1日
3LDK1週間

クロス工事は在宅中でも施工できるため、自分に都合の良いタイミングで依頼しましょう。

クロス工事の費用相場

クロス工事にかかる費用は、およそ4〜7万円が相場です。
場所別の相場は以下のとおり。

費用相場
廊下2〜6万円
トイレ3〜6万円
洗面所4〜6万円
キッチン4〜7万円

壁面積が狭い場所や、家具や家電が少ない場所ほど費用相場は安くなります。
ただし、クロスの種類や施行場所の状況によっては、費用が大きく変わる場合があります。
クロス工事の費用は大きく「クロス代」と「工事費用」に分けられるため、施行前に内訳を確認しましょう。

クロス代について

クロスにはグレードがあり、主に「スタンダードクロス」と「ハイグレードクロス」の2種類に分けられます。
グレードごとの費用相場は以下のとおりです。

スタンダードクロスハイグレードクロス
4畳半2万5,000円〜3万7,500円〜
6畳3万円〜4万4,000円〜
8畳4万円〜6万円〜
10畳4万5,000円〜6万7,500円〜

スタンダードクロスは、1㎡につき800〜1,000円ほどが相場です。
別名「量産品クロス」とも呼ばれ、どのインテリアにも馴染みやすいシンプルな色や柄が揃っています。
一方、ハイグレードクロスの相場は、1㎡につき1,000〜1,500円ほど。
価格が1,000円を超えることから「1000番台」クロスとも呼ばれ、デザイン性や機能性が高いものが揃っています。
また、クロスの単価は大きく「平米単価」と「メートル単価」に分けられます。
平米単価は「◯円/㎡」で表記される、1平米のクロスにかかる料金のこと。
一方、メートル単価は「◯円/m」で表記される、1mのクロスにかかる料金のことです。
一見どちらも同じに見えますが、クロスは幅が0.9mしかないため、メートル単価は0.9㎡あたりの単価となります。
例えば、実際に9㎡のクロス工事をした場合、費用は以下のように異なります。

単価9㎡の費用
平方単価1,000円/㎡9,000円
メートル単価1,000円/m1万円

見積もりを出す際は、クロスの単価が「平米単価」か「メートル単価」かよく確認するようにしましょう。

工事費用について

クロス張り替えの工事費用には、以下のようなものが含まれます。

概要
養生費床や家具を保護するための費用
廃材処理費古いクロスを処分するための費用
荷物移動費家具や家電を移動するための費用
工事費職人が工事するための費用(人数×日数)
交通費職人が現場まで移動するための費用

具体的な費用は、現場の状況や業者などにより異なりますが、それぞれの項目で2,000〜5,000円ほどが相場です。
少しでも節約したい人は、運べそうな家具や家電を自分で運んで、荷物移動費を浮かせると良いでしょう。

こんな状況になったら張り替えのサイン

クロスの耐用年数にかかわらず、以下の状況になったら張り替えを検討するタイミングです。

  • 傷や汚れが目立つ
  • クロスが剥がれている
  • クロスの表面がカビている
  • タバコの匂いが染みついている

それぞれ詳しく紹介します。

傷や汚れが目立つ

クロスの一般的な張り替え時期は10〜15年ですが、必ずしもそれに縛られる必要はありません。
傷や汚れが目立つ場合は、デザインや機能性を保つためにも早めの張り替えを検討しましょう。

例えば、小さな子どもやペットがいる場合、通常よりクロスは痛みやすくなります。
部屋全体のクロスが痛むと気分も落ち込むため、傷や汚れが目立ったら「張り替えのサインだ」と前向きに捉えましょう。

クロスが剥がれている

範囲にもよりますが、クロスが剥がれている場合は張り替えのサインです。
クロスは乾燥や湿気によって伸縮するため、繰り返すと自然と剥がれてしまうことがあります。
なかでも水回りや窓辺は、湿度の上下によりクロスが剥がれやすい場所です。
剥がれたまま放置しておくと下地が痛んでしまう恐れがあるため、なるべく早めに対応しましょう。

クロスの表面がカビている

湿気が強い部屋の場合、クロスの表面にカビが生えることがあります。
なかでも、キッチンや洗面所などの水回りはカビが発生しやすいため、被害が広がる前にクロスを張り替えることが大切です。
ただし、カビがクロスの下地から発生している場合は、クロス工事をしただけでは解決できません。
クロスにカビが浮いてきたら、カビの専門業者に依頼して対応してもらいましょう。

タバコの匂いが染みついている

クロスは湿気だけでなく、匂いもよく吸い取ります。
部屋のタバコ臭さが消えない場合は、クロス張り替えのサインだといえるでしょう。
また、クロスが黄ばんで感じる場合も、タバコのヤニが原因になっていることがあります。
匂いや汚れがつきにくい機能のクロスもあるため、見積もりの際に検討してみましょう。

張り替えで期待できるメリット

つい後回しにしがちなクロス工事ですが、張り替えることで以下のようなメリットが期待できます。

  • 住み心地が良くなる
  • 下地へのダメージを防ぐ
  • クロスの機能を存分に発揮できる

それぞれ詳しく紹介します。

住み心地が良くなる

クロスを新しいものに張り替えると、部屋全体の印象がパッと明るくなります。
室内のデザインを自分好みに変えられるため、ほどよい気分転換にもなるでしょう。
また、クロスによっては木目調や和風など、インテリアに合わせてデザイン性の高いものも選べます。
大胆な模様替えをしたい人にとって、クロス工事は最適な手段だといえるでしょう。

下地へのダメージを防ぐ

クロスを古いものから新しいものへ変えると、落ちてしまっていた耐久性が復活します。
下地を傷や湿気から守れるため、住宅を健全に保つことにつながるでしょう。
下地が壊れてから工事するより、定期的にクロス工事をするほうが、全体の手間や費用も抑えられます。

クロスの機能を存分に発揮できる

クロスを新しいものに張り替えると、耐久性とともに機能性も復活します。
落ちきっていた消臭機能や防水機能が復活することで、毎日の暮らしをより快適に過ごせるでしょう。
クロスは年数が経過するにつれて劣化していくため、機能性が弱まりきる前に張り替えることが大切です。

張り替えないことによる悪影響

劣化したクロスを放置すると、カビの繁殖や下地へのダメージを防げず、大掛かりな補修や工事が必要になってしまう場合があります。
状況によっては、クロス工事だけで済むはずだった費用を大きく上回り、家計を圧迫してしまうこともあるでしょう。
また、耐用年数を大幅に超えるとクロスだけでなく、施行の際に使用した接着剤まで劣化してしまいます。
接着剤が劣化するとクロスがうまく剥がせず、次の張り替えの際に下地の表面まで剥がしてしまうかもしれません。
下地の補修が必要になると工事費用が膨らむため、張り替えのサインに気づいたら早めにクロス工事に取りかかりましょう。

クロス工事の失敗を避ける3つのポイント

クロス工事の失敗を避けるためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • クロスは全体的に交換する
  • 照明や窓枠の交換も検討する
  • 経験豊富な業者に依頼する

それぞれ詳しく紹介します。

クロスは全体的に交換する

一部のクロスだけ新しくすると、張り替えなかった部分の古さが悪目立ちして逆に汚く見えることがあります。
クロス工事の際は、傷や汚れている部分だけでなく、壁〜天井まで全体的に交換するようにしましょう。
また、クロスはまとめて張り替えたほうが、結果的にお得になることがあります。
追加でクロス工事を依頼すると、職人の工事費や移動費などが余分にかかってしまうからです。
費用を気にしてクロス工事の範囲を狭めたい人は、上記を加味してバランスよく検討するようにしましょう。

照明や窓枠の交換も検討する

リフォームの大切なポイントとして、クロスを張り替える際は、照明や窓枠などの交換も一緒に検討しましょう。
一つ前の項目と同様に、一部のクロスだけ新しくすると、まわりの照明や窓枠の古さが目立ってしまう場合があります
複数の業者にリフォームを依頼するのが面倒な場合は、内装全体のリフォームを請け負っている業者を選ぶのがおすすめです。

経験豊富な業者に依頼する

クロス工事自体は資格がなくてもできるため、張り替えの腕前やサポート力は業者により異なります。
そのため、経験が浅い業者に依頼をして、以下のような失敗をした人もいるようです。

  • 満足いく仕上がりではなかった
  • 施行後の注意点を説明してもらえなかった
  • デザインについてのアドバイスをもらえなかった

経験豊富な業者なら、施行後のクロスのシワの扱い方や、のりが乾くまでの期間などを丁寧に説明してくれます。
提案が得意な業者であれば、そこに住む人や状況にぴったり合うデザインや機能性のクロスを紹介してくれるでしょう。

まとめ

クロス工事の見積もりを出す際は、以下の4つを忘れずに確認しましょう。

  • クロスの単価
  • 工事費用の内訳
  • 張り替えの範囲
  • 費用は相場に近いか

定期的にクロスを張り替えることで、日々の生活を快適にしたり、不要な工事費用を浮かせたりできます。
耐用年数にかかわらず、張り替えのサインを感じたら早めにクロス工事を検討しましょう。
また、部屋全体のリフォームを希望する場合は、リフォーム全般を請け負っている業者にまとめて依頼するのがおすすめです。
インプラス21は、クロス、窓ガラスフィルム、水回りリフォームなどに幅広く対応しています。
心地良い快適な空間づくりは、旭川で30年の実績を誇る当社にお任せください。



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