エアコン工事業者の5つの見分け方!依頼〜設置までの流れも詳しく紹介
2024.03.15「価格の安さでエアコン業者を選んだら、工事が雑すぎて追加費用を払うハメになった……」というトラブルはよくあります。
エアコン工事のトラブルを防ぐためには、正式発注をする前の段階で「信頼できる業者」を見極めることが大切です。
そこで今回は、失敗しないエアコン工事業者の見分け方を5つ紹介します。
よくある工事トラブルや設置までの流れも紹介するので、信頼できるエアコン業者を選びたい方はぜひ参考にしてください。
エアコン工事業者の見分け方:5つのポイント
それではさっそく、エアコン工事業者を見分けるポイントを5つ紹介します。
- 環境に適した機種選定
- 事前の設置調査
- 工事品質の高さ
- アフターサービスの有無
- 責任の所在が明確にわかる
これらを網羅している業者は信頼できる可能性が高いので、ぜひ問い合わせの段階で確認してみてください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポイント①:環境に適した機種選定
エアコンの設置は、プロ目線で「環境に適した機種」を選定してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
機種選定をサポートしてくれる業者は、下記のような項目を確認して顧客にぴったりのエアコンを提案してくれます。
- 使用頻度
- 設置環境
- ランニングコスト
顧客が明確に「この機種が良い!」と決めていても、同スペックのものが他のメーカーからさらに安く出ている場合も……。
あくまで「顧客の希望を踏まえたうえでおすすめの機種を提案する」ので、機種選定をしてくれる業者を選べばコストを抑えて依頼できるでしょう。
ポイント②:事前の設置調査
「事前の設置調査」の主な内容は次の2つです。
- 設置環境の調査
- 取り付け可能な機種の確認
設置環境によっては、顧客が希望するエアコンが取り付けられない場合もあります。
しかし事前調査を怠ると、そのような状況がわからないまま施工することになるでしょう。
施工途中で「やっぱりできませんでした……」となるトラブルは実際によくあるので、事前の設置調査をマストでおこなっている業者を選ぶほうが安心です。
ポイント③:工事品質の高さ
先ほど紹介した「機種選定」と「設置調査」をおこなっているエアコン業者は、自然と工事品質が高い傾向があります。
逆に工事の質が低いエアコン工事業者には次のような特徴があるので、業者選びの際は注意しましょう。
- 機種選定は顧客に一任している
- 当日いきなり施工を始める
- 作業着が汚れている
- 愛想が良くない
作業着が汚れているかは当日にならないとわかりませんが、他の3つは問い合わせの段階で確認できます。
工事品質を担保したい場合は、なるべく上記の特徴を持つ業者は避けるようにしましょう。
ポイント④:アフターサービスの有無
アフターサービスが充実しているエアコン業者は、エアコンの設置後に“もしも”の不具合が起きても安心です。
エアコン設置後の不具合は、主に次の2つが挙げられます。
- 商品が初期不良を起こしている
- 施工不良により不具合が起きている
万が一このような不具合が起きても、アフターサービスを実施しているエアコン業者を選べばきちんと対応してもらえます。
さらに「顧客データを管理しているエアコン業者」であれば、対応がなおスピーディーでしょう。
エアコンを取り付ける場合は、不具合が起きても対応できるように「問題があればすぐに駆けつけます!」というスタンスの業者がおすすめです。
ポイント⑤:責任の所在が明確にわかる
エアコン業者の見極めで必ず確認してほしいのが「トラブルが起きた場合の責任の所在」です。
責任の所在とは、簡単にいうと「トラブルが起きたときに誰が責任を取る(対応する)のか」ということ。
たとえばエアコンから変な臭いがする場合、責任の所在が明確でないと次のどちらが対応してくれるのかわかりません。
- エアコン販売店
- エアコン工事業者
最悪の場合は双方で責任の押し付け合いになり、トラブルが解決しないケースもあります。
エアコン業者を比較する際は、必ず責任の所在が明確にわかる業者を選びましょう。
よくある工事トラブル【3選】
ここからは、エアコン設置工事でよくあるトラブルを3つ紹介します。
- 設置工事ができなかった
- 工事の質が低かった
- 依頼から3〜4か月待たされた
これらはよくあるトラブルのため「自分は大丈夫」と油断しないことが大切です。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
トラブル①:設置工事ができなかった
「エアコン工事の当日に“できない”と断られてしまった……!」というトラブルがよくあります。
設置工事ができない原因として考えられるのは次の2つです。
- エアコンが設置予定場所に収まらなかった
- 工事業者の技術が足りなかった
一つ目の「エアコンが設置予定場所に収まらなかった」は、事前の設置調査をしていなかったことが主な原因として考えられます。
設置調査をしていたにも関わらず施工を断られた場合は、おそらく工事業者の技術不足が原因でしょう。
後者の「技術的な問題」はどうしようもありませんが、前者の「物理的な問題」は事前の設置調査で解決できます。
事前の設置調査は、エアコン工事を依頼する際はマストで対応してもらいましょう。
トラブル②:工事の質が低かった
工事品質の低さによるトラブルには次のようなものがあります。
- 設置したもらったエアコンが傾いてる
- クロス(壁紙)を破られてしまった
価格の安さを魅力に感じてエアコン業者を選ぶと、上記のようなトラブルに陥りやすくなります。
設置工事をやり直すと追加料金がかかってしまうため、初めから質が高い業者を選ぶほうが手間もお金もかからず安心です。
質の高いエアコン業者を選びたいときは、価格以外に次のことも確認してください。
- 機種選定をサポートしてくれるか
- 事前の設置調査をおこなっているか
- 問い合わせの段階で愛想が良いか
- アフターサポートは充実しているか
- 責任の所在がハッキリわかるか
業者選びにおいて、もちろん手の届く価格設定も大切です。
しかし、余計な手間やお金がかかる不安をなくしたい場合は、ぜひ「丁寧な印象がある業者」を選ぶよう心がけましょう。
トラブル③:依頼から3〜4か月待たされた
「エアコン工事を依頼してから3〜4か月も待たされた!」というトラブルもあります。
前提として、問い合わせ〜設置完了までの期間はエアコン工事業者により異なるのが一般的です。
とはいえ、さすがに3〜4か月も待たされてしまっては、夏や冬に冷暖房を使えず困る方も多いでしょう。
たとえば弊社「インプラス21」を例に挙げると、お待たせする期間はMAXで2週間前後。
3〜4か月ほど顧客を待たせる業者は工事品質も低い可能性があるので、なるべく選ばないほうが無難です。
工事完了まで待たされるのが不安な方は、問い合わせの段階で「エアコン設置までどれくらいかかりますか?」と確認しましょう。
エアコン設置工事の基本的な流れは次のとおりです。
- 問い合わせ
- 見積もり
- 予約
- 設置工事
それぞれ具体的にどのようなことをするのか、以下で詳しく見ていきましょう。
1.問い合わせ
問い合わせまでの簡単な流れは次のとおりです。
- ネットでエアコン業者を探す
- 気になるエアコン業者を2〜3社ピックアップする
- 公式サイトに記載してある電話番号に問い合わせる
まずはネットで近くのエアコン業者を探しましょう。
気になるエアコン業者を2〜3社ピックアップしたら、公式サイトにある番号に電話で問い合わせをします。
できれば電話で問い合わせをしたほうが、業者の雰囲気や愛想がわかるのでおすすめです。
たまに数打ち当たれ精神で「20社にメールを送って反応を見る!」という方もいますが、これはあまりおすすめできません。
途中から「結局、どの業者が良かったんだっけ……?」とわけが分からなくなり、検討するだけで疲れてしまうからです。
検討に疲れると「もうここでいいや……」と適当に選んでしまうことも多いので、業者のピックアップは2〜3社に留めましょう。
問い合わせは余裕を持って工事希望日の1〜2か月前にしておくと、業者の比較・検討がしやすくなります。
2.見積もり
見積もりは問い合わせと同時におこなうと、概算金額での業者比較がスムーズです。
ピックアップした2〜3社に電話で問い合わせをして、下記をすべて含む見積もり金額を算出してもらいましょう。
- 工事費
- 出張交通費
- その他かかる費用
問い合わせ〜見積もりまでの段階で「アフターサービスの有無」も確認しておくと、さらに業者比較がしやすくなります。
3.予約
見積もりまで終わったら、ピックアップした業者の特徴を見比べながら依頼する業者を選びましょう。
「ここに決めた!」という業者を選べたら、いよいよ工事予約を取ります。
予約の前に「工事希望日時」の候補を3つほど決めておくとスムーズです。
工事予約の際は、
ぜひ下記の「おすすめの予約タイミング」を参考にしてください。
工事希望曜日 | 予約のタイミング |
月〜金 | 工事希望日の1〜3週間前まで |
土日祝 | 工事希望日の2〜4週間前まで |
土日祝日は人気が高いため、なるべく工事希望日の2〜4週間前までには予約を取りましょう。
4.設置工事
予約当日の設置工事は、主に次のような流れでおこなわれます。
- 設置位置・工法の打ち合わせ
- 見積もりの最終確認
- 依頼の正式発注
- 室内機の設置
- 配管工事
- 室外機の設置
- 配管のテープ巻き
- 真空引き
- 試運転
- 精算
前提として、エアコンの設置工事には立ち合いが必要です。
業者と依頼主の双方で、工事内容や責任の所在を必ず確認しましょう。
そのような確認をおこなわずいきなり施工を始めようとする業者は、ためらわずに施工にSTOPをかけてください。
エアコン工事は1か所あたり2〜4時間程度で終わるので、試運転が終わるまでは立ち合いをして、施工後の状況を業者と一緒に確認しましょう。
安心のエアコン設置工事は「インプラス21」がおすすめ!
エアコンは他の家電と違い、設置に専門的な知識・技術が必要不可欠。
なかでも北海道や東北のように雪が激しく降る地域では、寒冷地ならではの工事ポイントを押さえておくことも欠かせません。
たとえば弊社「インプラス21」では、寒冷地のエアコン設置で気をつけたい次のことを徹底しています。
- 暖房用のエアコン室外機を地面に置かない
- 屋根から雪が落ちてくる側に室外機を置かない
- 状況により室外機に屋根を設置する
その他にも、今回紹介した「エアコン工事業者の見分け方:5つのポイント」をすべてクリアしています。
エアコン業者の見分けポイント | インプラス21の特徴 |
①環境に適した機種選定 | 社長が責任を持って選定・提案する |
②事前の設置調査 | エアコンの設置場所・状況を必ず確認する |
③工事品質の高さ | 教育の徹底+精度の高い道具を使っている |
④アフターサービスの有無 | 問題があり次第いつでも受付可能 |
⑤責任の所在が明確にわかる | 所在は明確に記載・名詞も必ず渡している |
旭川周辺でエアコン工事を希望する方は、30年の安心実績がある「インプラス21」にお任せください。