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人工芝の張替は必要?タイミングや注意点を解説!

2025.07.22

人工芝に張り替えは必要?

天然芝に比べてお手入れが少ない人工芝は、管理しやすく一度張ったら大丈夫と思っている方もいるのではないでしょうか。

ですが、実は人工芝も定期的な張り替えは必要です。

では、なぜ張り替えが必要であるのか。

ここからは張り替えが必要な理由を解説していきます。

まず、人工芝の寿命は屋内外問わず、一般的に約10年といわれています。

屋外の人工芝は雨や紫外線など天候により、そして屋内の人工芝は埃やゴミ、寝転んだ時の重みにより劣化してしまうからです。

主に劣化する原因は下記のとおりです。

・太陽や紫外線による色あせ

・葉がつぶれてクッション性がなくなる

・人工芝の浮きやズレにより雑草が生えてしまう

・水はけが悪く水たまりができる

・BBQなど火気による焼け

このような劣化により見栄えが悪くなるだけでなく、クッション性がなくなるので小さな子供やワンちゃんが遊ぶ時の安全性も低下してしまいます。

常に見栄えよく長持ちさせるために、そして安全に遊べるように、定期的な張り替えは必要です。

また、寿命は約10年と紹介しましたが使い方や人工芝を敷いた場所、人工芝の種類によっては数年で劣化してしまう場合があります。

特に人工芝は天然芝と違って、素材がポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂でできているため、雨や紫外線に弱いです。

屋外で人工芝を敷く場合は、日当たりなどの確認も寿命を伸ばす上で大切ですね。

「天然芝に比べて、人工芝はお手入れが不要だから」と放置しすぎてしまうと、気付いた時には見栄えが悪くなり、さらに修理費用もかさむので注意しましょう。

天然芝から人工芝に張り替えるときのタイミング

庭を作った当時は天然芝にしたけれど、人工芝に変えたい人も多いのではないでしょうか。

「せっかく高い費用を払って天然芝を敷いたのに」と思うと、なかなか踏みきれない方や、タイミングが分からないという方のために、張り替えのタイミングを紹介します。

庭の状態が悪化し、手を付けられなくなったタイミングで張り替え

天然芝の場合、放置してしまうと雑草が生えるだけでなく、害虫の増加や芝が枯れてしまい見た目に悪影響を及ぼします。

自分の力ではどうすることもできない状態になったときは、潔く人工芝に張り替えてあげるとよいでしょう。

天然芝の手入れが難しくなったタイミングで張り替え

前述の通り、天然芝はとにかくお手入れが大変です。

特に、春から秋にかけてはやることがたくさんあります。

・水やり

4月~10月頃までは適宜水やりが必要です。

とくに夏は毎日水を与えなければ、すぐに芝を傷めてしまいます。

・芝刈り

5月~10月の間は毎月の芝刈りは必須です。

さらに夏は芝の成長が早いので、月に2回ほど行わなければいけません。

・肥料やり

芝の見た目を保つために必要な作業です。

この作業も4月~9月の間で定期的に行うことをおすすめします。

・除草

気付いたタイミングでこまめな除草が必要です。

芝の間から生えてきた雑草はそのままにしておくとどんどん成長し、芝を弱らせてしまいます。

また、芝刈り機で刈ってしまうと種が落ちてまた生えてしまうことがあるので、手で抜くことをおすすめします。

このように、春から秋頃はとにかく必要な作業が盛りだくさんです。

年齢やライフスタイルの変化によって、こまめなお手入れが難しくなる場合もありますよね。

そんなときは、手入れが難しいからといって放置するまえに、人工芝に張り替えることをおすすめします。

無理せず庭の景観を維持できるかどうか、をポイントにして張り替えのタイミングを計ってみるとよいでしょう。

人工芝を張り替えるときの注意点

DIYが流行っている時代だからこそ、自分で人工芝を張り替える方も増えていますね。

自分で張り替えるメリットは、圧倒的コストの低さです。

ですが、コストを抑えたいからといって間違った張り替えをしてしまうと、持ちが悪く何度も張り替えなければいけません。

できればプロの業者に依頼した方が良いですが、DIYも楽しみたい、そしてコストも抑えたい方のために張り替えの注意点を4つ紹介します。

①水はけのよい人工芝を選ぶ

まずはじめに大切なことは、人工芝選びです。

水はけの悪い人工芝を敷いてしまうと、どれだけキレイに敷いたとしても水が溜まります。

水が溜まると、カビが生えたり土壌の劣化に繋がってしまうので、水はけの良い人工芝を選びましょう。

水はけの良し悪しは裏面の素材が決め手になります。

おすすめの素材は下記のとおりです。

・ゴム製

・不織布

裏面がゴム製の人工芝は、シートタイプで一般的に使用されています。

水はけ用の穴が開いているので、水はけが良いですが、重たく少し作業しにくいといったデメリットもあります。

次に不織布タイプですが、水はけも良く、さらに軽くて作業もしやすい人工芝です。

一人で作業する方や、体力に自信がない方はゴム製よりも不織布タイプを選ぶと良いでしょう。

②敷いていた芝はキレイに取る

コンクリートの上に敷いている場合、ズレを防ぐために接着剤や粘着テープで固定していることがほとんどです。

この場合、力ずくで無理やり剥がそうとしないでください。

接着剤や粘着がコンクリートに残ってしまうと、キレイに人工芝を敷くことが難しくなります。

また、コンクリートを傷めてしまう可能性もあります。

接着剤や粘着がどうしても落ちない場合は、専用の薬剤やスクレイパーという工具を使って、キレイに落としてください。

③整地はしっかり丁寧に行う

この作業をどれだけ丁寧に行えるかで、持ちの良さが変わってきます。

なぜなら、地面がゆるいと芝の沈みに繋がり、さらに平坦でないと水たまりができやすくなるからです。

そもそも、素人が整地をできるのかどうか。

結論から言うと、素人でも整地を行うことは可能です。

ですが、基本的にはプロの業者に依頼することをおすすめします。

なぜなら、素人では一から道具を準備しなければいけない、さらに整地する時間がかかるからです。

そして当然のことながら、プロと素人では仕上がりが違います。

人工芝の持ちの決め手となる作業だからこそ、費用がかかってでもプロの業者に依頼した方が良いです。

ですが、DIYとして楽しみながら行いたい方や趣味の一環として自分で行う方もいると思います。

そこで、素人でも簡単にできる整地の3ステップを紹介します。

①除草し、石などを取り除く

②地面を耕し、柔らかくする

クワやサンカクホーという道具があると、耕しやすいです。

さらに、スコップはカクスコを使うと、地面を叩くときにも使えるので便利です。

③勾配に注意しながら整地し、地面を固める

トンボがあれば、地面をならすことができます。

さらにホームセンターで板も購入していくと、隅や細かいところの調整に便利です。

あまり地面が固まらない場合は、プレートという道具を使うと良いでしょう。

プレートはホームセンターで数千円でレンタルすることができます。

前述した通り、道具を揃えるところから始めると素人にはなかなか大変な作業です。

長い集中力が必要な作業になるので、挑戦する方は根気強く取り組んでくださいね。

④防草シートはしっかり敷く

整地まで終われば、人工芝の張り替え完了まで残りわずかです。

ここで重要なことが、雑草を阻止することです。

地面と人工芝の間に雑草が生えてしまうと隙間ができてしまい、人工芝の浮きの原因につながります。

そうならないためにも、防草シートはしっかりと敷きましょう。

コツは、人工芝を敷く面積に対してやや広めに防草シートをカットすることです。

防草シートが足りていないと、その部分から雑草が生えてしまうので、少し余分にカットすることをおすすめします。

また、余分な部分は折りたたんで最後にピンで固定すれば問題ありません。

以上が、人工芝の張り替え作業をする際の注意点です。

人工芝選びから下準備までを妥協せずに行うことが、キレイな庭を作るための鍵になりますね。

まとめ

人工芝は、手入れが不要ですが永久的に使用できるものではありません。

使用方法や人工芝の種類によって多少変動はありますが、約10年が寿命とされているので、定期的な張り替えを行いましょう。

また、天然芝から人工芝に張り替えるタイミングは、手を付けられない状態になったときや、手入れが難しくなったタイミングがおすすめです。

そして張り替えは、自分で行うことが可能ですがその際は、人工芝選びや下準備には注意しましょう。

自信がない方はプロの業者に依頼することをおすすめします。



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