人工芝の施工費用はいくら?相場や選び方をわかりやすく解説
2025.09.19
人工芝の施工を考えたとき、真っ先に気になるのが費用面ではないでしょうか?「庭を緑にしたい」「子どもやペットが遊べる場所を作りたい」と思っても、いくらかかるのかわからなければ計画を立てられません。
相場感がわからないまま業者を選ぶと、予算を大幅に超えてしまったり、安さだけで決めて後悔したりするリスクがあります。
そこで今回は、人工芝の施工費用の目安や内訳について解説します。天然芝とのコスト比較や、北海道・旭川の気候に適した人工芝についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
人工芝施工費用の全体相場

人工芝を施工する前に知っておきたいのが、全体の費用感です。人工芝の施工費用は、下地処理費用と人工芝の施工費という2つから構成されます。
下地処理費用
下地処理にかかる費用は、お庭の状態によって変わります。凸凹が少なく整った庭であれば、1平米あたり1,000円から2,000円程度が相場です。しかし、雑草の根が深く張っている場合や、水はけの悪い粘土質の土の場合には、1平米あたり1,000円から5,000円以上かかることもあります。
庭の状態によって総額が大きく変わるため、正確な費用を知りたい場合は現地調査をおすすめします。なお、旭川での施工費用は本州と比べて大きな差はありませんが、北海道の気候に対応できる業者を選ぶことが大切です。
人工芝の施工費用
人工芝の施工費用は、人工芝本体と施工費、資材費といった要素で構成されます。
一般的な人工芝の場合
| 項目 | 費用(1平米あたり) |
|---|---|
| 人工芝の本体費 | 1,500円〜4,500円 |
| 施工費(人件費・機材費・技術料など) | 2,500円〜6,500円 |
| 防草シート代 | 500円〜1,500円 |
| 合計 | 5,000円〜12,500円 |
一般的な人工芝の場合、1平米あたり5,000円から12,500円が相場となります。
価格に開きがあるのは、人工芝の品質やパイルの長さ、耐久性などで材料費が変わるからです。さらに、施工の手間や庭の広さも施工費に反映されます。安価な製品は耐久性が低く、数年で劣化してしまうリスクがあるため、長く使うことを考えて選びましょう。
COOOL Turf®の場合
| 項目 | 費用(1平米あたり) |
|---|---|
| COOOL Turf®の本体費 | 含む |
| 寒土-KANDO®充填 | 含む |
| 施工費 | 含む |
| 防草シート代 | 含む |
| 合計 | 11,000円 |
人工芝は品質や機能によって種類がわかれており、それぞれ特徴が異なります。たとえば、ハイテク人工芝「COOOL Turf®」の場合、施工費用は1平米あたり11,000円が目安です。
上記はCOOOL Turf®本体、寒土-KANDO®充填、防草シート設置、施工作業がすべて含まれた価格となっています。下地処理費用は庭の状態に応じて別途必要ですが、それでもなお、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る製品です。
人工芝施工の人件費と作業内容

人工芝の施工費用で、大きな割合を占めるのが人件費です。作業の内容と所要時間を理解しておくと、見積もりが妥当かどうかを判断しやすくなります。
人件費の相場
一般的な施工業者の人件費相場は、1平米あたり2,500円から6,500円です。この人件費には、作業員の労働費、機材の使用料、技術料が含まれています。
人件費に幅がある理由は、作業の難易度や庭の状態によって必要な工数が変わるためです。平らで整地しやすい庭なら人件費は抑えられますが、傾斜地や凸凹が多い庭では作業に時間がかかり、人件費も高くなります。
先述したように、COOOL Turh®️は、1平米あたり11,000円で材料費と施工費のすべてが含まれています。防草シートの設置、寒土の充填、人工芝の敷設・固定・仕上げといった一連の作業を含んでおり、表層工事の費用に後から追加費用がかかることはありません。ただし、整地が必要な場合は別途費用が発生します。
追加費用が発生するケースと対策
人工芝施工では、想定外の追加費用が発生することがあります。
既存物の撤去費用
もっとも多いのは、既存の天然芝や舗装の撤去費用です。天然芝の撤去には、1平米あたり1,000円から2,000円の撤去費と、1平米あたり300円から600円の処分費がかかります。さらにコンクリートやタイルなどの舗装を撤去する場合、工事全体で別途30,000円から50,000円前後の費用が発生します。
整地作業の追加費用
次に多いのが、地面の状態による整地費用です。基本的な整地は見積もりに含まれていますが、凸凹が激しく大がかりな土の入れ替えや盛り土が必要な場合、1平米あたり3,000円から5,000円以上の追加費用がかかります。
特殊な施工条件
階段や段差がある庭では、通常施工より15%から20%のコスト増が発生します。傾斜地への施工は作業難度が高く、別途費用が上乗せされる可能性があります。
こうした追加費用を避けるには、施工前の現地調査が欠かせません。インプラス21では無料で現地調査をおこない、庭の状態を詳しく確認してから見積もりを作成いたします。
【比較】人工芝と天然芝の施工費用はどう違う?

天然芝は1平米あたり2,000円から8,000円で施工できるため、人工芝に比べて初期投資が少なく済みます。
ですが、短期的な費用だけで判断するのはおすすめしません。維持費を含めた10年間のトータルコストで比べると、異なる結果が見えてきます。
天然芝の施工費用の目安
天然芝の施工費用は、1平米あたり2,000円から8,000円が目安です。仮に30平米の庭なら、60,000円から240,000円で天然芝を敷けます。
一方、人工芝の施工費用は1平米あたり11,000円(COOOL Turh®️の場合)が相場なので、30平米の庭では330,000円かかります。初期投資だけを見れば、天然芝の方が安く感じられるでしょう。
しかし、「維持費」を考えると結果は逆転します。天然芝の年間維持費は、芝刈り、肥料、水やり、除草を含めて50,000円から100,000円です。月に2回の芝刈りが必要で、夏場は毎日の水やりが欠かせません。
手間の面でも大きな違いがあります。天然芝は定期的な芝刈りが欠かせませんが、人工芝にはその必要がありません。
また、北海道・旭川のような寒冷地では、11月から4月の冬期間に天然芝が枯れてしまい、春になってから回復させるのに時間とコストがかかります。その点、人工芝は一年中緑を保てるため、庭の手入れに費やす時間を大幅に減らせます。
天然芝と人工芝の施工費用の違い
| 項目 | 天然芝 | 人工芝(COOOL Turh®️) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 150,000円 | 330,000円 |
| 年間維持費 | 75,000円 | 15,000円 |
| 10年間の維持費 | 750,000円 | 150,000円 |
| 10年間の総費用 | 900,000円 | 480,000円 |
| 10年間の差額 | − | 約42万円お得 |
初期投資の差額は約18万円ですが、10年間のトータルでは約42万円もお得になります。年間の維持費差が6万円あるため、約3年で元が取れる計算です。
加えて、芝刈りや水やりにかかる時間・手間も大幅に削減できます。時間的な価値を考えると、費用以上のメリットがあるといえます。
寒冷地対応のハイテク人工芝「COOOL Turh®️」の魅力

人工芝の導入を考えるとき、暑さ・匂い・積雪への不安を抱く方は少なくありません。COOOL Turh®️は、寒冷地の気候に適した5つの機能があり、こうした心配を解消できる人工芝です。
特殊な充填材で表面温度を抑制
一般的な人工芝は、真夏の炎天下で70℃を超えることがあります。子どもが裸足で遊んだり、ペットが歩いたりする際に、火傷の危険があります。
COOOL Turh®️は特許取得済みの寒土-KANDO®を充填材に使っており、表面温度を最大20℃低く抑えられます。真夏でも最高50℃ほどに保たれるため、安全に使えます。
優れた消臭・分解機能
ペットを飼っている家庭では、尿の匂いが大きな悩みです。一般的な人工芝では、尿が微生物により分解されてアンモニア臭が発生します。
COOOL Turh®️の寒土は、石灰岩粉末、ココピート、ピートモス、バーミキュライトといった天然素材でできており、尿を自然に分解します。消臭効果があることから、ドッグランとしても最適です。
雨上がりでもすぐ使える水吸収機能
通常の人工芝は排水性が低く、雨が降ると水たまりができやすい製品もあります。
COOOL Turh®️の寒土には、水を吸収する性質があります。水たまりができにくく、雨上がりでもすぐに使えるほか、カビや悪臭の発生を防ぎます。
快適な静電気防止機能
一般的な人工芝はプラスチック素材でできているため、乾燥した空気の中で摩擦が起きると静電気が発生します。子供が走り回ったり、ペットが歩いたりすると、摩擦によって静電気がたまっていきます。
その結果、金属製の遊具やフェンスに触れた瞬間に「バチッ」と放電し、不快な思いをさせるかもしれません。とりわけ北海道の冬は乾燥が厳しく、こうした静電気の問題が起きやすい環境です。
COOOL Turh®️は寒土により、静電気がたまりにくい設計になっています。寒土に含まれる天然鉱物が適度な湿気を保つことで、静電気の発生を抑えます。また、万が一静電気が発生しても、寒土を通じて地面に逃がすため安心です。
お手入れが簡単で雑草対策も万全
人工芝を敷いたからといって、雑草が一切生えなくなるわけではありません。しかし、施工時に深さ30cmまで土壌を入れ替え、防草シートを丁寧に敷設することで、雑草の発生をほぼゼロにできます。
メンテナンスも手軽です。年に1回から2回、ブラッシングで芝を立たせるだけで、きれいな状態を保てます。天然芝のような頻繁な芝刈りや、季節ごとの肥料散布といった手間はかかりません。
まとめ
人工芝の施工費用は、下地処理費用と人工芝本体の2つから構成されます。天然芝に比べて初期費用は高めですが、トータルで見ると維持費が少ない分、人工芝の方がお得です。また、定期的な芝刈りや水やりが不要になる点も魅力でしょう。
ただし、従来の人工芝には「熱くなる」「匂いが残る」「水はけが悪い」「静電気が起きる」「雑草が生える」といった課題があります。その弱点をカバーしたのが、特許技術を採用したCOOOL Turh®️です。寒土-KANDO®によりこれらの問題を解決しつつ、北海道の積雪環境に対応しています。
インプラス21は、北海道で2店舗しかないCOOOL Turh®️正規代理店のひとつです。無料で現地調査をおこなっており、庭の状態を確認したうえで見積もりをお出しします。北海道・旭川で理想の庭づくりを始めたい方は、まずは一度お問い合わせください。

